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2025年2月28日(金)   第26回 まつだ桜まつり 
 松田町の河津桜が6分咲きになり、観光客で大賑わいとのニュースを観て、早速花見に出掛ける。
 電車を乗り継ぎ、小田急線新松田駅に降り立つと、すでに花見を終えて帰路に着く観光客に混じって外国人観光客の姿が目につく。松田山に整備された西平畑公園で開催されている「まつだ 桜まつり」の会場までのシャトルバスがJR松田駅からでているが、徒歩約25分と案内されており、運動を兼ねて公園に建つハーブ館の円筒形の建物を目指して歩く。公園入口には「歓迎 まつだ桜まつり」と書かれた看板が掲げられ、その下を潜って散策路を登っていく。
 散策路は帰路に着く観光客とこれから花見に向かう観光客がやっとすれ違うことができる程の幅で、しかも立ち止まって写真を撮影する人が多く、大混雑を呈している。やっとのことで山頂に出ても、多くの観光客が狭い平地で思い思いに写真スポットを探し、ベンチやテーブルでは飲み物を飲みながら談笑している。
 濃いピンク色の河津桜と黄色い菜の花のコントラストが美しく、これは思うう構図を求めて観光客が右往左往している。本日は快晴の上天気に恵まれているが、西に聳える、雪に覆われた富士山は全体に靄がかかり、しかも山頂付近に現れた白い大きな雲に隠れて山容がはっきりしないのは残念である。花見と言うと、ソメイヨシノと相場が決まっているようであるが、八重桜のように花弁が多く、濃いピンク色の河津桜も捨てたものではない。特に、黄色い菜の花とのコラボは色のコントラストが強く、観ていて飽きることがない。
 新松田駅前に戻り、駅前を散策しようと小田急線に沿って西の方向に向かうと、中沢酒店のガラス戸に「清酒純米燗酒部門 優等賞受賞」と書かれた貼紙が目に入る。しかも、文政8年(1825年)創業とあり、なかなかの老舗酒造であり、燗酒大好きにとっては見逃すことができない。駅前店は中沢酒造の直営店で、すべて手造りで日本酒を造っているという。考えるまでもなく、純米酒松みどりを買い求めて帰路の土産とする。
 
  

 松田山の斜面に見頃となった河津桜 円筒形のハーブ館

 松田山の西平畑公園入口 
 
松田山頂上に向かう散策路 立ち止まって写真を撮影する人が多く 渋滞気味
 
山頂の休憩所
 
山頂からの富士山

河津桜と菜の花 

河津桜

中沢酒造 松みどり


さんど

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